« 今日も吉野家 | Main | 松葉杖 »

2004.02.13

2038年問題

コンピュータ業界の人間としては知らなかったのが恥ずかしいのかもしれませんが、今年の1月に銀行でATMが使えない障害が発生しましたが、あれって2038年問題だったんですね。
2038年問題って、コンピュータの時間の管理方法の一つが1970/1/1を起点として32bitの変数でそこからの秒数で表す、というものがあるんですけど、これが2038年でオーバーフローするっていうものです。
銀行の業務に(なぜか)この変数を2倍するっていう処理があって、それで一足早く2038年問題が出ちゃったらしいです。
2038年問題って2000年問題と比べて何であんまり騒がれてないかっていうと、技術的に問題がわかりにくいってのもあるけどそれよりも30年以上先なんでそのころには今の32bitOSなんてもう使われてないっていうのが大方の異見だからみたいです。
2000年問題も同じようなこといわれながら2000年までほとんど残ってたのにね。
(直前にあわてて直してたのであまり顕在化はしませんでしたが)

|

« 今日も吉野家 | Main | 松葉杖 »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 2038年問題:

« 今日も吉野家 | Main | 松葉杖 »